体脂肪率とは?
体脂肪率は、体重のうち脂肪が占める割合です。体重が同じでも、筋肉が多い人は体脂肪率が低く、脂肪が多い人は高くなります。BMIだけではわからない「体の中身」を知る手がかりになります。
体脂肪率(%)= 体脂肪量(kg)÷ 体重(kg)× 100
体脂肪率の判定の目安
| 判定 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 低い | 10%未満 | 20%未満 |
| 標準 | 10〜19% | 20〜29% |
| やや高い | 20〜24% | 30〜34% |
| 高い | 25%以上 | 35%以上 |
体組成計のメーカーなどで一般的に使われている目安です。基準は年齢によって細かく分けられている場合もあります。
このツールの推定方法
体組成計がない場合は、BMI・年齢・性別から体脂肪率を推定する「Deurenberg(デューレンバーグ)の式」で計算しています。
体脂肪率 = 1.2 × BMI + 0.23 × 年齢 − 10.8 × 性別(男性1・女性0)− 5.4
多くの人のデータから作られた式なので、筋肉が多いスポーツ選手などは実際より高く、筋肉が少ない人は低く出ることがあります。
体脂肪が高すぎても、低すぎてもよくない
- 高すぎる場合:とくにお腹まわりの内臓脂肪が多いと、高血圧・糖尿病・脂質異常症などのリスクが高まります
- 低すぎる場合:体温を保ちにくくなる、ホルモンバランスの乱れ(女性は月経不順など)、免疫力の低下などが起こりやすくなります
正しく測るコツ(体組成計を使う場合)
- 毎日同じ時間帯に測る(食後2時間以上あけた夕方〜夜がおすすめ)
- 入浴や運動の直後、飲酒後は避ける(体の水分量で値が変わるため)
- 1回の値ではなく、1〜2週間の変化の流れで見る
体重の目安は理想体重・理想のBMIで確認できます。
よくある質問
理想の体脂肪率はどれくらいですか?
一般的な目安として、男性は10〜19%、女性は20〜29%が「標準」の範囲とされています。女性は妊娠・出産に備えて体脂肪がつきやすく、男性より高めの値が標準です。
体重計の体脂肪率と、このツールの値が違うのはなぜ?
このツールは身長・体重・年齢・性別から統計的に推定した目安で、筋肉の量は考慮できません。体組成計は体に微弱な電流を流して測るため、より個人に合った値になります(ただし、水分量や測る時間帯でも変わります)。体組成計の値がある場合は、その値を入れて判定してください。
隠れ肥満とは何ですか?
BMIは普通の範囲なのに、体脂肪率が高い状態のことです。筋肉が少なく脂肪が多いため、見た目ではわかりにくいのが特徴です。運動不足や、食事制限だけのダイエットをくり返している人に多いといわれます。
最終更新日:2026-10-29