リボ払いとは?
リボ払い(リボルビング払い)は、いくら使っても毎月の支払額がほぼ一定になる支払い方法です。毎月の負担が軽く見える一方で、残っている金額(残高)に年15%前後の手数料がかかり続けます。これは消費者金融のキャッシングとほとんど同じ水準の金利です。
なぜリボ払いは終わらないのか
毎月の支払額は、次のように使われます。
毎月の支払額 = 手数料(残高 × 年率 ÷ 12)+ 元金の返済
たとえば残高50万円・年15%なら、1か月の手数料は約6,250円です。毎月1万円払っても、元金が減るのは3,750円だけ。支払いの6割以上が手数料に消えてしまいます。この状態で買い物を追加すると、残高はほとんど減りません。
残高と支払額で、こんなに変わる
| 残高 | 毎月の支払い | 完済まで | 手数料・利息の合計 |
|---|---|---|---|
| 30万円 | 5,000円 | 9年4か月 | 257,863円 |
| 30万円 | 10,000円 | 3年2か月 | 78,329円 |
| 30万円 | 20,000円 | 1年5か月 | 34,310円 |
| 50万円 | 10,000円 | 6年7か月 | 289,500円 |
| 50万円 | 20,000円 | 2年7か月 | 103,247円 |
| 100万円 | 15,000円 | 12年1か月 | 1,163,336円 |
| 100万円 | 30,000円 | 3年8か月 | 301,672円 |
年15%・元利定額・新しい利用なしの場合の目安です。
元利定額と元金定額の違い
| 方式 | 毎月の支払額 | 特徴 |
|---|---|---|
| 元利定額 | 手数料込みで一定 | 支払額は変わらないが、はじめは手数料の割合が大きく、元金が減りにくい |
| 元金定額 | 決めた元金 + その月の手数料 | はじめの支払いは多いが、元金が確実に減っていく |
多くのカードは「元利定額」または「残高スライド方式」(残高に応じて支払額が変わる方式)を採用しています。自分の方式はカードの会員サイトで確認できます。
リボ払いを早く終わらせるコツ
- 新しい買い物をリボ払いにしない:残高が増え続けるのを止めるのが最優先です
- 毎月の支払額を増やす:会員サイトから設定変更できることが多いです
- ボーナスなどで一部をまとめて返す:多くのカードで「増額返済」「一括返済」ができます
- 「自動リボ」設定を確認する:知らないうちに全部の買い物がリボ払いになっている場合があります
返済が苦しいときは、ひとりで抱え込まず、消費生活センター(電話番号188)や法テラスなどの公的な相談窓口に相談しましょう。
よくある質問
リボ払いの手数料(金利)はどれくらいですか?
多くのクレジットカードでは年15%前後です。100万円の残高なら、1年で約15万円の手数料がかかる計算です。カードの会員サイトや利用明細で、自分の手数料率を確認できます。
リボ払いの残高がなかなか減らないのはなぜ?
毎月の支払額のうち、まず手数料(利息)が差し引かれ、残りだけが元金の返済に回るからです。支払額が少ないと、支払いのほとんどが手数料になり、元金がほとんど減りません。さらに買い物を追加すると、残高は増え続けます。
早く完済するにはどうすればいいですか?
毎月の支払額を増やすか、余裕のあるときに「増額返済」「一括返済」を利用するのが効果的です。また、リボ払いの残高があるうちは、新しい買い物をリボ払いにしないことが大切です。
最終更新日:2026-10-29