借りる前に知っておきたい「利息」のしくみ
消費者金融やカードローンの利息は、借りている金額(残高)に対して日割りでかかります。
1日あたりの利息 = 借入残高 × 年率 ÷ 365
たとえば50万円を年18%で借りると、1日あたり約247円、1か月(30日)で約7,400円の利息がかかります。毎月1万5,000円返しても、そのうち約半分は利息です。
利息制限法の上限金利
| 借入額 | 上限金利(年) |
|---|---|
| 10万円未満 | 20% |
| 10万円以上 100万円未満 | 18% |
| 100万円以上 | 15% |
この上限を超える金利で貸すことは法律で禁止されています。また、年20%を超える金利で貸すことは刑事罰の対象です。上限を超える金利や、「審査なし」「ブラックOK」をうたう業者はヤミ金融の可能性があるので、絶対に利用しないでください。
返済額別・完済までの期間の目安
| 借入額 | 毎月の支払い | 完済まで | 手数料・利息の合計 |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 5,000円 | 2年 | 19,772円 |
| 30万円 | 10,000円 | 3年5か月 | 101,523円 |
| 50万円 | 10,000円 | 7年10か月 | 431,021円 |
| 50万円 | 20,000円 | 2年8か月 | 131,374円 |
| 100万円 | 20,000円 | 6年7か月 | 579,050円 |
| 100万円 | 40,000円 | 2年7か月 | 206,511円 |
年18%(100万円は年15%)・追加の借入なしの場合の目安です。
返済方式の種類
- 残高スライド元利定額方式:残高に応じて毎月の返済額が決まる方式。消費者金融で最も多い方式です。最低返済額だけを払っていると、返済が長期化しがちです。
- 元利均等返済:毎月の返済額が同じ(利息込み)。返済計画が立てやすい方式です。
- 元金均等返済:毎月同じ額の元金+その月の利息を返す方式。はじめの負担は大きいですが、利息の合計は少なくなります。
利息を減らすためのポイント
- 借りる金額を必要最小限にする
- 最低返済額より多めに返す:余裕のある月は「随時返済(追加返済)」をすると、そのぶん元金が減って利息も減ります
- 無利息期間を活用する:はじめての契約で一定期間、利息がかからないサービスもあります
- 金利の低い借り入れにまとめる:複数の借入がある場合は借金返済シミュレーションで、おまとめした場合と比べてみましょう
返済が難しくなったときは、日本貸金業協会の「貸金業相談・紛争解決センター」や、法テラス、消費生活センター(188)などの公的な窓口に早めに相談しましょう。
よくある質問
消費者金融の金利はどれくらいですか?
法律(利息制限法)の上限は、借入額10万円未満で年20%、10万円以上100万円未満で年18%、100万円以上で年15%です。はじめて借りる少額の借入では、上限に近い年18%前後になることが多いです。
総量規制とは何ですか?
消費者金融などの貸金業者から借りられる合計額を、原則として年収の3分の1までに制限するルールです(貸金業法)。銀行のカードローンは対象外ですが、多くの銀行が自主的に同じような基準を設けています。
利息はどうやって計算されますか?
一般的に「借入残高 × 年率 ÷ 365 × 借りていた日数」で、日割りで計算されます。そのため、返済日より前に返すほど利息は少なくなります。このツールでは、月単位(年率 ÷ 12)で計算した目安を表示しています。
最終更新日:2026-10-29